GENERAL PACKER

事例紹介

種用包装システム

case 04

バンディングをはじめとする種袋の包装・梱包を完全自動化。
数人かかっていた作業を一人に削減。

背景

野菜や果物の種を入れる袋は、大きさの決められた棚に置かれて販売されるため、どんな大きさの種でも袋の規格が統一されています。製造工場では5袋あるいは10袋ごとに輪ゴムでまとめられ、段ボールに詰められて出荷されていました。しかし、この作業には袋の数を数える人、輪ゴムでまとめる人、段ボールに詰める人など数人の作業者が必要になります。その合理化をはかりたいとのことでした。

経緯

従来、輪ゴムでまとめていた工程は、錠剤などの薬品梱包などに使われていた帯状フィルムで自動バンディングすることを提案。そして一連の流れを整理し、袋詰めするための包装機から、袋をカウントする装置、袋をまとめるバンディングマシン、段ボールに詰める装置を一体化。トータルシステム化することに成功しました。

結果

機能的には、種の容量0.1mlから100mlという1000倍の差にも対応、もちろん5袋単位でも10袋単位でもまとめられるようにしました。結果として5~6人の作業がオペレーター1人でこなせるようになり、大幅な省人化を実現。大手種苗メーカーに納入されています。